先に結論: Grok 4.7 High Fastは、別のモデル名ではありません。Grok 4.7に、考える量の high と、出す速さの Fast を両方指定した呼び方です。Cursorは、名前付きモデルの初期値を high、Pro以上では Fast を速度の初期値、と書いています。SpaceXAIは、Fastを出力速度2倍・価格2倍のバリアント、と書いています。この本文は、公開翌日(2026年9月22日)にその設定のチャットで1本書いています。既存記事の型と公式ページを先に開いてから書き始めました。Grok 4.6より速い、という時間比較はこの1本では取っていません。
入口は、Cursorのモデル選択に出る「High Fast」です。ベンチマークの再現ではなく、公式の切り分けと、その1本で見えた動きだけを整理します。
この記事で分かること
- High と Fast は別のつまみであること
- CursorとSpaceXAIが書いている料金
- 公式が向いていると言う仕事
- この1本で見えたこと、見えなかったこと
High Fastとは
Grok 4.7は、CursorとSpaceXAIの、コーディングと知識作業向けのモデルです。Cursorの説明では、Grok 4.6より大きいベースで、何時間もかかる課題へ長く学習し、自分の結果を確かめる力が強い、とあります。努力レベルは low、medium、high、xhigh の4段です。高いほど、難しい課題に考える時間を多く使います。名前付きの初期値は high です。Autoでも、公開時点の初期値は high、とヘルプは書いています。
Fastは努力レベルではありません。速度の段です。SpaceXAIは、出力速度が2倍、価格が2倍の fast バリアント、と書いています。Cursorは、Pro以上では Fast が速度の初期値、インド向けの Start プランでは medium かつ通常速度に固定、と書いています。名前付きモデルの初期値は high、Pro以上の速度の初期値は Fast、とCursorは書いています。
ピッカーの「High Fast」は、考える量の初期値と、Pro以上の速度初期値を並べた表示に近い組み合わせです。その上には xhigh があります。High が努力の最大、という意味ではありません。
料金
Cursorのモデルページは、従量の標準を、入力100万トークンあたり2ドル、キャッシュされた入力0.50ドル、出力6ドル、と書いています。Fastは入力4ドル、キャッシュ入力1ドル、出力12ドルです。標準の2倍です。SpaceXAIの発表も、始まりの価格を入力2ドル・出力6ドル、Fastは出力速度2倍で価格2倍、と書いています。
入力が256kトークンを超えると、標準はその料金の2倍、Fastは標準料金の3倍、上限は500k、とCursorは書いています。入力が256k以下なら、出力が長くてもそのリクエスト全体は標準またはFastの料金、とも書いています。プランに含まれる利用は、Grok 4.6と同じ Cursor Models の枠です。Start、Pro、Pro+、Ultra、Teams、Enterprise に含まれる、とヘルプは書いています。Startだけは Fast を選べません。
発表見出しの「comparable models の半額」は、Fastが半額、という意味ではありません。本文は、Grok 4.6と同じ価格と速度で出し、比較対象より速く安い、と書いています。Fastはその別枠です。
公式が向いていると言う仕事
Cursorは、Grok 4.7を、複数ステップのエージェント、大きいコードベース、Grok 4.6では短く感じた仕事、に向ける、と書いています。日常のコーディングで速さと費用を優先するなら Composer、とも書いています。Composerを終了する、とは書いていません。
SpaceXAIの表では、長いコーディング課題の CursorBench 4.0 について、Grok 4.7 は xHigh の列で 46.3% です。同じ表の Grok 4.6 High は 40.4%、GPT-5.6 Sol Max は 41.7%、Fable 5.1 Max は 51.8% です。このチャットで使ったのは High Fast なので、46.3% はこの設定の測定値ではありません。DeepSWE v1.1 の 71.0% には、high effort の注記が付いています。
この記事を書かせて見えたこと
依頼は「Grok 4.7 High Fastを使ってみた感想の記事を作る」でした。本文に入る前に、このサイトの手順、既存の調べ物記事、Cursorのモデルページ、SpaceXAIの発表を開いています。先に結論、表、誤解、質問、確認先、という既存の型に寄せ、公式にない速度比較は入れていません。
見えたのは、資料を先に読んでから型に合わせる、という動きです。Cursorが「自分の結果を確かめる」と書いている方向には沿っています。これは記事1本の手順であり、コードの修正が通った、という意味ではありません。4.6との時間比較は、この1本では取っていません。
速さの感想を数字にするには、同じ依頼を通常速度と Fast、または 4.6 と並べて時計を見る必要があります。今回はそれをしていません。Fastを選んだ分の料金は、公式どおり速度側の対価です。答えの質が2倍になる、とはCursorもSpaceXAIも書いていません。
違いを一言で
| 言葉 | 何か | 公式で言えること | この1本では言えないこと |
|---|---|---|---|
| High | 努力レベル | 4段の上から2番目。名前付きの初期値。上に xhigh | High Fastの体感が、xHighの46.3%と同じ |
| Fast | 速度と料金 | 出力速度2倍・価格2倍(SpaceXAI)。Cursorの従量は入力4ドル、出力12ドル | 通常速度より回答が正確 |
| High Fast | 両方の指定 | Pro以上では、初期値に近い組み合わせ | 別モデル、または努力の最大 |
| Composer | 別のモデル | 日常のコーディングで速さと費用を見るとき、とCursor | Grok 4.7の下位版、という意味 |
よくある誤解
- 「High Fastがいちばん考える」 … 努力の最大は xhigh です。high は名前付きの初期値です。
- 「Fastは安い」 … SpaceXAIは価格2倍、Cursorは出力100万トークン12ドル、と書いています。
- 「発表の46.3%がHigh Fastの点数」 … 表の列名は Grok 4.7 xHigh です。
- 「1本書けたので4.6より速い」 … この記事では時計を比べていません。
よくある質問
Q. どこで使えますか?
A. Cursorのヘルプは、デスクトップ、Webとクラウドエージェント、CLI、SDK、Automations、iOS、と書いています。SpaceXAIは、Cursor、Grok Build、Grok API など、と書いています。APIの画面に Fast があるかは、使う側の料金表で確認してください。
Q. 500kまで入りますか?
A. Cursorは、標準256k、長い文脈は500kまで、と書いています。2026年9月21日のCursorフォーラムには、SDKで500kが拒否され、256kは通った、という報告があります。通るかは自分の環境で確認してください。
Q. 感想を一言で言うと?
A. 初期値に近い high と、2倍料金の Fast で、公式と既存記事を先に読んでから、この型で1本書けた、です。速さの優位は測っていません。
確認するなら
- High は努力、Fast は速度と料金、とCursorのモデルページで分ける
- 点数を引用するときは、表の列が xHigh か High かを見る
- 体感の速さは、同じ依頼を並べてから書く
- Grok 4.7(Cursor Docs): https://cursor.com/docs/models/grok-4-7
- Grok 4.7(Cursor Help): https://cursor.com/help/models-and-usage/grok-4-7
- Introducing Grok 4.7(Cursor blog、2026年9月21日): https://cursor.com/blog/grok-4-7
- Introducing Grok 4.7(SpaceXAI): https://x.ai/news/grok-4-7
- Grok 4.7 の500kがSDKで拒否された報告(Cursor Forum、2026年9月21日): https://forum.cursor.com/t/grok-4-7-run-rejects-advertised-context-500k/172554
まとめ
Grok 4.7 High Fastは、考える量 high と速度 Fast の組み合わせです。high は名前付きの初期値、Fast はPro以上の速度初期値で、従量料金は標準の2倍です。この記事は公開翌日にその設定で1本書き、公式とサイトの型を先に確認してから本文にしています。4.6との速度差と、xHigh のベンチマーク点は、この感想には入れていません。
※料金と提供範囲は変わることがあります。最新はCursorとSpaceXAIのページで確認してください。
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